
白骨温泉(日帰りドライブ)
長野県松本市にある「お湯が白い!」で名高い白骨温泉に、車を走らせて日帰りで行きました。

到着後、まずは郷土料理の温泉がゆを食べて腹ごしらえ。それから、お目当ての白骨温泉を堪能しました。からだの中からも外からも温泉で満たされた一日でした。
白骨温泉にGO
白骨温泉と言えば、白い!これに尽きると思う訳ですが、ある日、どうしても行ってみたくなり、休憩を含めて片道約4時間のロング・ドライブを決行。東京から朝から車を走らせて、高速に乗り、着いたのはお昼でした。
長野に入り、現地に近付くにつれて山、山、山。これでもかというくらい自然がいっぱいで、森林浴しまくりでした。
温泉がゆで腹ごしらえ
到着した時間がお昼頃だったので、時間的にもまずはお腹に何かを入れたいな・・・と探すと、「球道」というお店で、白骨温泉のお湯を使ったおかゆを見つけました。
お!ちょっと他で見たことないな、珍しいなーおいしそうだなっと思って食べてみることに。
この料理、もともとは家庭で作られていた郷土料理らしいです。
白骨温泉は胃腸病に効果があり飲むことが出来る温泉でもあると知っていたので、これをお粥にしたらそれはもう体に良いでしょう!と期待が高まります。
からだに優しい感じでした
おかゆはまろやかで、ほんのりと甘い風味が特徴的でした。
からだの中にすっと入って溶けていくような、からだに優しい感覚。とても食べやすかったです。その日の私のお腹には、ジャストサイズのボリュームでした。
ちなみに当地では、他に「温泉粥のコロッケ」や「温泉粥おやき」なども供せられていました。
公共野天風呂を利用しました
昼食後、お目当ての白骨温泉に向かいました。
今回はお得にリーズナブルに楽しみたかったので、白骨温泉公共野天風呂を利用することにしました。
素晴らしい乳白色のお湯
この日はうっすらとした乳白色で、思ったよりも透明度があるお湯でした。
白骨温泉は湧き出し時は透明で時間の経過によって白濁するんだとか。じゃあ、これは湧き出したばかり…そう考えるとなんとも贅沢な感じです。
お湯に手をいれると白色の濁りが良くわかります。この白色が素晴らしいですよ、やっぱり。
ちなみに、白濁の理由は、温泉に含まれる硫化水素から硫黄粒子が析出すること、また重炭酸カルシウムが分解し炭酸カルシウムに変化すること、に起因するそうです。
5、6人ほど入れそうな丸い湯舟に入ってみると肌に優しい感じで、じんわりとぽかぽかします。川のせせらぎ(と言うか結構勢いがあります)の音がまた雰囲気的に良い感じです。
温泉の温度は熱くないのでゆっくりと入っていられました。
公共野天風呂の泉質・利用について
項目名 | 概要 |
---|---|
所在地 | 長野県松本市安曇白骨温泉 |
泉質 | 泉質:単純硫黄化水素泉(カルシウム・マグネシウムを含む) |
効能 | 胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労 |
営業時間 | 10:00~16:00 11/25~4月中旬までの冬季は休業との事です。 |
料金 | 大人520円(小人310円) |
白骨温泉一口メモ
長野県の白骨温泉は、鎌倉時代にはすでにあったと言われ、その歴史は600年にもなります。元禄時代に信濃の人・斉藤左衛門によって今で言う温泉街が開かれました。
昔の当地の湯舟は、大木をくりぬいて船の形をしたものに温泉を満たしたものでした。それに温泉成分が付着して「白い船」見えたことから、白船(しらふね)温泉とも呼ばれていました。
山深いの中に密やかに所在していた白骨温泉。大正時代に、作家・中里介山著「大菩薩峠」に登場したことから、世間に名が知られるようになったそうです。今では有名な「温泉ブランド」のひとつですよね。
温泉宿には湯号が付いています
温泉宿ごとにお湯の質、環境がそれぞれ異なることもあり、その個々の特徴を表す(差別化する)為に、それぞれの温泉宿のお湯には湯号がついています。
日本国内には、あまた温泉郷がありますが、大変珍しい事なんだそうです。
温泉宿名 | 湯号 |
---|---|
湯元・齋藤旅館 | 湯元 |
白船荘・新宅旅館 | あらたまの湯 |
白船グランドホテル | 五彩の湯 |
泡の湯旅館 | 泡の湯 |
つるや旅館 | 絹の湯 |
白骨ゑびすや | ことしろの湯 |
山水観 湯川荘 | せんきの湯 |
旅館まえだ | 蛇穴の湯 |
丸永旅館 | かつらの湯 |
笹屋 | 小梨の湯 |
アクセス

以前、京都から車で行きました。穂高方面に向かうついでの立ち寄り湯だったのですが、確かに山山山…ですよね。
おはるさんは日帰りで行ったとか。かなり強行軍だったのでは?

友人と運転交代しながらのドライブだったので、あまりストレスはありませんでしたよ。
交通手段 | 経路 |
---|---|
所在地 | 長野県松本市安曇野4197-16 |
車(東京より) | (中央道~長野道)2時間30分~松本IC(R158)50分~湯川渡(県道白骨温泉線)10分~到着 |
車(大阪より) | (名神~中央道~長野道)2時間30分~松本IC(R158)50分~湯川渡(県道白骨温泉線)10分~到着 |
車(名古屋より) | (中央道)70分~伊那IC(R361)30分~薮原(R158)30分~湯川渡(県道白骨温泉線)10分~到着 |
電車(東京より) | (新幹線・JR信越本線)2時間50分~松本(松本電鉄)30分~新島々(バス)70分~到着 |
電車(大阪より) | (新幹線)60分~名古屋(JR中央西線)2時間10分~松本(松本電鉄)30分~新島々(バス)70分~到着 |
電車(名古屋より) | (JR中央西線)2時間10分~松本(松本電鉄)30分~新島々(バス)70分~到着 |
関連するページ
*本ページの概要・情報は変更される事があります。
By Oharusan (Updated by Asatsuki)