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コスタ・デル・ソルの中心都市マラガ

マラガは、ビーチが魅力のコスタ・デル・ソルの中心都市です。

国際空港や客船が停泊する港がある国際派リゾート地であり、
他のアンダルシアの街とは一味違った開けた雰囲気があります。

夏のスペインを旅するのなら、ぜひマラガへも立ち寄ってみて下さい。

マラガってどんなところ?

グラナダの東南、地中海はアルボラン海沿岸に所在するマラガ(Malaga)は、スペインのアンダルシア地方における第二の規模を有する都市で、同国全土では6番目。マラガ県の県都。人口はおよそ56万人あまりです。

古代より都市が建設され人の営みがなされており、眺望抜群の古城であるヒブラルファロ城などの史跡が知られていますが、こと経済や産業においては、ここ20年くらいの間で、観光業を中心に急激に成長した、現代的な「新しい街」という側面を持っています。

天気によっては10月くらいまでビーチで遊べる温暖な気候と、真夏の暑さも湿気が少ないせいか過ごしやすいのが特長であり魅力です。

コスタ・デル・ソルの中心にあるリゾート地です

マラガは、スペインの地中海沿岸エリア「コスタ・デル・ソル(Costa del Sol)」の中心に位置する都市です。
ちなみに、コスタ・デル・ソルは、「太陽の海岸」という意味を指しています。

ビーチ

マラガの街が急成長した秘密は何といっても、風光明媚でシーフードも美味しいビーチ。

国際空港と客船が発着する港があることも手伝って、毎年ヨーロッパ中からバカンス客を集める一大リゾート地でもあります。

また現地では、リーズナブルなゴルフ場が数多く運営されていて、ゴルフ目当てのゲストも少なくありません。中には気に入って移住する方もいるそうです。

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街の中心部を散策しましょう

街の新しさとリゾート地ならではの開放的な空気で、グラナダやコルドバといった歴史のあるアンダルシアの街とは全く違う雰囲気のマラガは、街の中や海沿いの散策がとても楽しいまちです。

マラガのおすすめの散策ポイントは、街の中心部(セントロ)です。

メインストリートのラリオス通りを中心としたエリアには、ショップやバルそれにレストランがひしめき合い、常に活気に溢れています。

一見近代的な街の中心地は、片方の塔が未完成のままで工事終了になった大聖堂や、ローマ時代の劇場の遺跡、それにアラブ時代のアルカサバ等がある歴史地区も内包していて、これらの建物を眺めながらゆっくり散歩をするのも楽しいです。

セントロ
早朝のセントロ。まだ静かです。

開放感が魅力です

この街の魅力は、何といっても一年中暖かい日差しに包まれた明るい街並みと、ビーチからくるほどよい解放感です。

夏場は特にバカンスを楽しむ。ウキウキした感じが街中にあふれていて、散歩しているとついアイスクリームを買ってしまいます。

ラリオス通りと大聖堂の間のエリアには、レストランやバルがびっしりと並んでいて、気軽にタパスをつまめるバルも多いです。

ピカソ美術館があります

パブロ・ピカソと言えば、20世紀で最も高い評価得て商業的にも成功を収めた芸術家のひとりですが、実はマラガは、ピカソのふるさと、出身地であり、美術館も幾つかあるなど、このまちには、芸術的な側面があります。

街の中心部には、クラシカルな建築物であるブエナ・ビスタ宮殿を活用して21世紀にオープンしたピカソ美術館や、主に19世紀頃の画家の作品群が充実しているカルメン・ティッセン美術館などが所在しています。

両方の美術館とも、そんなに規模が大きくなくて、肩ひじ張らずに気軽に見て回れるのが嬉しいですね。私が特に好きな散策・見学スポットです。


(ポスター製品です)
アンさん

公開されている絵画はとても興味深く、楽しく鑑賞出来ます。

ピカソ美術館は、彼の親族が所蔵していた作品が展示されているそうですよ。

あさつき

ピカソは、まさにコスタ・デル・ソルの風土にぴったりの作風とキャラですよね!

陽気でオシャレなベイエリア

ベイエリアも楽しい、外せないマラガの散策ポイントですよ。

たくさんの市バス乗り場があるアラメダ・プリンシパル通りの東の終わりにマリーナ広場があり、そこから新しく整備されたムエジェ(muelle)というベイエリアに入ることができます。

このエリアは、地元の人たちの間でも休日のちょっとしたお出かけに人気のエリアで、港に沿った道には公園やカフェそれにレストランやショップが並んでいます。

レストランやショップは、街の中心地と比べると少し高級なのですが、ベイエリアの明るくておしゃれな雰囲気を楽しむために、ただのんびりと散策しているカップルや子供連れがたくさんいますよ。

メルカディージョで気軽にショッピング

日曜日には、メルカディージョと呼ばれる市が催されます。お店のスタンドがずらりと並び、服やファッショングッズを気軽に見てまわることができます。

メルカディージョは、アンダルシアのほぼすべての街や村で見られるのですが、このベイエリアのそれは、ずば抜けてスタイリッシュだったりします。

路面のショップとは一味違ったアイテムが安く手に入るので楽しいですよ。

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リゾート気分でビーチを散策

もし、あなたがコスタ・デル・ソルを旅行した時、たとえそれが真冬の季節であっても、ビーチに行かないのは絶対に損ですよ。

ぜひ、散策を楽しんでみて下さいね。

beach
アンさん

日本海などを見慣れている私たちからすれば、地中海の海は冬でも驚くほど穏やかで、晴れた日の海の青色は見入ってしまうほどキレイなんです。

あさつき

荒波・白波どっば~ん、みたいな、演歌がよく似合う日本の冬の海とは違うワケですね。

地元の人にも愛されているペドレガレホ

いくつかあるマラガのビーチの中でも、一番地元で愛されているのは、ペドレガレホ(Pedregalejo)でしょう。

中心地から少し離れているのですが、アラメダ・プリンシパル通りから11番のバスに乗ればPedregalejo停留所まですぐに着きます。

ペドレガレホの魅力は「これぞ!リゾート」という立地にありながら、洗練され過ぎていないところだと思います。

適度に洒落ていて、そして庶民的でもあるんです。

普段着でフラッと行ってカフェで海を眺めながら気軽にドリンクを楽しめるので、一年中いつも地元の人たちで賑わっています。

ここで冬の昼間に柔らかい日差しを浴びながら、ゆっくりお茶をすると、とても癒されますよ。

コスタ・デル・ソルのグルメといえば、やっぱりシーフードです!

ペドレガレホのビーチを歩いていると、いろいろなタイプのレストランを目にするのですが、一番人気は何といっても新鮮な魚介類を食べることが出来る、日本的に言えば、「海の家タイプ」のレストランです。

メニューにある魚やシーフードを、大体はフライにして出してくれます。
これがですね、油ものにもかかわらず、女性の私でも、どんどん食べれてしまうおいしさなんです。

アンさん

砂浜で炭焼きにしてくれるイワシも絶品だったりします。

写真の料理は、Espeto de sardinas(サルディナスの串焼き)です。

鰯の串焼き
あさつき

なんとなく和風にも見えて、親近感が湧いてきますね。

アンさん

サルディナスの串焼きを食べる時、いつもお醤油がほしくなります(笑)

また私は、カラマレス・フリートスというスペイン版イカリングのフライが大好きで、このような海の家タイプのお店に行くと絶対頼んでしまいます。

バルの定番メニューなのですが、薄い衣と柔らかいイカが絶妙にマッチしていて、たまらなくおいしいんです。

バル料理
スペインのイカリング「カラマレス・フリートス」
ちなみにお皿に盛られたそれ以外の料理は、フライドポテトにブラバスソースをかけた「パタタス・ブラバス」と、 チョリソー(スペインのソーセージ)の煮込みになります。

焼くだけ、揚げるだけ、という、いたってシンプル調理方法の魚料理がこれだけおいしいのは、海の新鮮な幸が豊富に手に入るコスタ・デル・ソルならでは。海辺の街の特権だなといつも感心してしまいます。

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By Ansun (Updated by Asatsuki)

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