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蔵王 ワイルドモンスター

蔵王では、ワイルドモンスターという雪上車に乗車して、温泉と共に宮城蔵王の観光には欠かせない樹氷を鑑賞する事が出来ます。

暖房設備が完備されているワイルドモンスター号でのツアーは、約2時間です。

樹氷を見たい!

樹氷を見たいなと、ふと思いました。

冬に木に氷がくっついて神秘的で不思議なカタチになっている状態ですよね。

常緑樹のアオモリトドマツに蒸気が付着し、雪と氷がミックスされたような状態になるのだそうですが、まさに自然が創り出す芸術的な造形美です。

ところで樹氷を見ようとした場合、外国まで旅行するのは、個人的には諸般の事情で困難ですし、そもそも世界のどのあたりに行けば良いのかもよく分かりません。

そこで国内に目を転じてみると、青森の八甲田山や、宮城県と山形県にまたがる蔵王連峰の、宮城県側のエリア(宮城蔵王)などで見ることが出来るのだそうです。

雪山

蔵王観光と言えば樹氷 。

そうなると、たとえば宮城県の蔵王へ旅行する事となる訳ですが、本格的な登山経験が無いので、到底自力で登山は出来ません。極寒の冬山なら尚更です。決して自慢するわけではありませんが、スキーやスノーボードも苦手です。

そこで調べてみたところ、『みやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパーク』で、ワイルドモンスターによる樹氷鑑賞ツアーを行っている事が分かりました。

わ、わいるどもんすたぁ??

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雪上車 ワイルドモンスター号

ワイルドモンスターは、ボディがターコイズブルーでタイヤ部分はキャタピラになっている雪上車です。

全長6~7m、全高約2.8m、全幅4m超、定員8~30名。キャビン内は暖房完備となっております。防寒服を着こめば、なんとか寒さをしのげそうです。

あさつき

私が初めてこの雪上車を知った時は、2台で運行していたのですが、徐々に台数が増え、現在は5台くらいになっているようです。

ワイルドモンスターによる樹氷鑑賞のコースは、ルート図によると、海抜1100メートルのスキー場のゲレンデから出発し、ドンドン上に登って行きます。そして、杉ケ峰、前山を越えて、樹氷原と言われるエリアで樹氷を鑑賞します。

五色岳お釜(標高1671メートル)や後鳥帽子岳(同1681メートル)よりも高い所まで登るようですので、相当高いですよね。

雪山2

参加者はワイルドモンスター号から降りて樹氷を鑑賞する事も出来るようですが、とてつもない寒さや猛吹雪といった、日頃の生活では体験出来ないような冬の気候を体験出来るのも、この鑑賞ツアーの醍醐味のように思います。なお所要時間は往復で2時間程度となっています。

小さな子供でも参加出来るようですので、家族で蔵王へ温泉旅行する時の観光プランに加えられますね。大人が感動するのは勿論の事、子供にとっては、ちょっとした冒険体験になるのではないでしょうか。

みやぎ蔵王の樹氷めぐり

蔵王 ワイルドモンスター号の運行期間は、樹氷が見れるツアーは、例年12月中旬から翌年3月までの期間に実施されています。

(2019-2020年冬の場合、3月31日まで)

項目 概要
運行

全日2回(11:00発/13:30発)が基本です。

原則的には往復利用となります。所要時間は2時間程度です。

料金

スタンダードクラスの場合、6,000円(こども4,000円)です。

デラックスクラスという、ワンランク豪華なサービスの場合は、9,000円(こども6,000円)です。

参加方法

ツアー(みやぎ蔵王の樹氷めぐり)への参加については、完全予約制になっています。大人気のようです。1ヶ月前から電話予約が可能です。

『みやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパーク』のふもとにある『遠刈田温泉』の旅館やホテルの宿泊を予約する時に、同時にこの樹氷鑑賞ツアーの予約をする事が可能となっています。

みやぎ蔵王スキー場すみかわスノーパーク

項目 概要
所在地

宮城県刈田郡蔵王町遠刈田温泉字倉石岳・国有林内ゲレンデハウス

行き方

遠刈田温泉から無料の送迎バスが出ているので便利です。

JR仙台駅からは、有料送迎バスが出ています。

ワイルドモンスターに乗る場合

ワイルドモンスター号のキャビン内は暖房が入っていますが、服装は防寒対策には充分気をつけないといけませんよね。

手袋や防寒用の帽子は必須でしょうし、日差し対策のサングラスも携帯しましょう。耳あて、マスク等も用意したほうがベターかもしれません。

ちなみに防寒靴、スノーウエア、伸縮ポールなどのレンタルが行われています。

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By Asatsuki (Updated )

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