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利尻・礼文をベストシーズンに

利尻や礼文の観光をするのなら、ツアー内容や宿泊の計画をよく練って、ベストシーズンに楽しみましょう。

国立公園にも指定されている北海道北端の島の素敵な自然に触れ、温泉にも入ってみたいです。

旅行をするのにベストなシーズンは?

利尻と礼文が、観光において一般的なベストシーズンとされるのは、
5月から9月にかけて…すなわち、春から夏にかけてではないでしょうか。

その理由は。

  • 気候が穏やかで安定しており、一般の観光客がアクティブに行動して楽しめる。
  • 利尻・礼文の最大の魅力は手付かずの大自然ですが、5~9月にかけては、高山植物や緑も美しく、様々な種類の花が次々と咲き、散策にはもってこいのベストシーズンである。

特に、都市部の園芸店・お花屋さん・植物園などで、滅多に見られないような珍しい花々が、自生しているのは素晴らしいですよね。

例年5月頃から咲く主な花について列挙してみますと。

(利尻島)
オオバナノエンレイソウ、ミズバショウ、エゾエンゴサク、エゾカンゾウ、エゾノリュウキンカ、チシマフウロ、マイズルソウ、リシリヒナゲシ、ハマナス、リシリリンドウ、リシリブシ

(礼文島)
ミズバショウ、キジムシロ、エゾイヌナズナ、エゾエンゴサク、レブンコザクラ、ハクサンチドリ、レブンアツモリソウ、レブンシオガマ、レブンウスユキソウ、レブンキンバイソウ、エゾスカシユリ、エゾカンゾウ、レブンソウ、ツリガネニンジン、チシマリンドウ

嗚呼!大自然の百花繚乱ですね!植物が次々と花を咲かせます。

色々な花の咲いている時期が重なっているのですが、私が調べたところでは、
6月中頃から8月初旬にかけてが、最も多くの種類の花を観る事が出来るような気がします。

従いまして、花や緑、自然の風景を堪能し癒されたいとするならば、
5月から9月にかけて、そして特に6月中頃から8月初旬にかけてが、
利尻・礼文旅行のベストシーズンだと言えるのではないでしょうか。

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散策を楽しむ

利尻島

島の北に、ポン山(444m)があり、そのあたりの森の山道や海岸道を散策出来ます。島南部に位置する南浜湿原、オタトマリ沼も散策地として知られています。森に湧き出る甘露泉水は、日本名水百選にも選ばれ飲む事が出来ます。海を臨む景色も、もちろん美しく絶景でしょうね。

礼文島

高さ250mの奇岩があり花畑が広がる桃岩展望台、そのすぐ北にある、高山植物を散策して楽しめる礼文林道、島の西北に伸びるスコトン岬東側の江戸屋山道、島の西海岸の北方ゴロタ岬からゴロタノ浜を海岸線沿いに歩くコース、などが有名です。利尻富士、日本海、サハリン、北海道本島などのパノラマの風景を臨めます。

甘露泉水
利尻島
海と岬

服装や装備

通常、ガイドさん随行のツアーにおいて散策をする場合、所要時間は数時間程度ですが、たとえベストシーズンであっても備えあれば憂いなし・・・ですので、万全の用意はしておくべきです。

服装について

長袖シャツ、長ズボン、帽子、靴下、トレッキングシューズ(登山靴)、手袋、ウインドブレーカー。

装備について

リュックサックが基本でしょう。タオル、雨合羽、飲料、おやつ類、ゴミ袋。

この頃の気温は、真夏でも30℃を超える日は稀だとか。それほど暑くはならないそうです。半袖シャツやサマサーター類については、あらかじめ準備しておいて、当日の気候によって着用を考えると良いのではないでしょうか。

必要性に応じてトレッキング用のステッキなども用意しておきましょう。

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ツアー、宿泊について

北海道の利尻・礼文への旅行について、手軽なツアー、リッチなツアーで行きたい方もいれば、ご自分で自由にプランを立てたい方もいるかと思います。

下記の旅行会社では、ツアープラン、フリープランなど、様々な旅行について、北海道の地図をクリックしたり、希望を指定すると、ツアー、宿泊(ホテル、旅館、民宿)、航空機券、レンタカーなどについて、簡単に検索する事が出来ます。ご参考にして下さい。

赤い風船(日本旅行)
JTB

赤い風船(日本旅行)やJTBは、比較的ツアーを見つけやすいです。

旅館・ホテルによって、たとえば温泉のやレンタサイクル(貸自転車)の有無ほか、
施設の差異がありますので、そういった点も、探すポイントになるかもしれません。

山と港

利尻島と礼文島について

北海道のまさに北、稚内の西方に浮かんでいるのが利尻島、そして、その北にあるのが礼文島です。

日本海上に位置している事になるのですが、樺太(サハリン)やオホーツク海を間近にしており、冬期の寒さが尋常ではない厳しさを伴う事は、想像に難くありません。

丸い形をした利尻島の面積は182.11km2。そもそもは火山島で、真ん中には利尻山がそびえています。この山は標高1700m以上もあり、その姿から富士山に喩えられる事もあります。

細長い形をした礼文島の面積は81.33km2。利尻の方が人口は多いとの事です。

双方の島は、利尻礼文サロベツ国立公園に指定されています。手付かずの自然が多く残り、秘境と呼ばれる地域もあります。

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By Asatsuki (Updated )

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