
豪華客船 ぱしふぃっくびいなす
ぱしふぃっくびいなすは、国内で2番目に大きな豪華客船とされており、年間を通じて多彩なクルーズが企画されています。
もう少し歳を重ねて時間に余裕が出来たら、ぜひ、大人の船旅を楽しんでみたいです。
ぱしふぃっくびいなす号について
ぱしふぃっくびいなすは、近年において、おそらく日本国内では2番目に大きな豪華客船だと思います。真っ白でスマートな船体が美麗です。
最大級のスケールを誇る飛鳥2がそうであるように、非日常的な、ゆったりとした時が流れる華やかな空間を演出・提供する事が、豪華客船における船旅・クルーズのコンセプトである訳ですが、ぱしふぃっくびいなすは、「洋上の楽園」や「フレンドシップ」といったキャッチフレーズを掲げています。
なるほど確かに親近感を感じると言いましょうか、敷居が低くて割と気軽に乗れそうな、フレンドリーな印象を受けます。リピーターの方も多いようですね。
飛鳥Ⅱとの比較
飛鳥Ⅱと比べてみると、ぱしふぃっくびいなすのほうが年数的には「お姉さん(お兄さん?)」で、サイズ的には1~2まわり小さめ、と言った感じでしょうか。どちらの船も12層構造となっており、4層からが乗客の出入りが可能なフロアとなっています。
項目 | 飛鳥Ⅱ | ぱしふぃっくびいなす |
---|---|---|
就航年月 | 2006年2月 | 1998年4月 |
重量/全長/全幅 | 50,142トン/241.0m/29.6m | 26,594トン/183.4m/25.0m |
甲板数/喫水/巡航速力 | 12層/7.8m/21ノット | 12層/6.5m/18.5ノット |
横揺れ防止装置 | フィンスタビライザー装備 | 船腹左右にフィンスタビライザー装備 |
客室数/旅客定員/乗組員 | 436室/800名/470名 | 238室/644名/220名 |
船籍港/運航者 | 横浜港/郵船クルーズ株式会社 | 大阪港/日本クルーズ客船株式会社 |
客室は全て海に向いています
豪華客船ぱしふぃっくびいなすは、5~10層(階)にかけて客室が配置されているのですが、そのグレードにかかわらず、全ての客室が、窓からオーシャンビューを楽しむ事が可能です。但し、専用バルコニーは、ロイヤルスイートとスイートのみの設置となっております。
客室のタイプ
基本的には、ステートルーム、デラックスルーム、スイートルーム、ロイヤルスイートルームのカテゴリーがあります。 ステートルームが最もリーズナブル。2人部屋が大多数となっており、3人で宿泊可能な部屋も用意されています。
主な装備の仕様
テレビ、冷蔵庫、電源コンセント、ドライヤー、湯沸しポット、クローゼット、ドレッサー、金庫、タオル他アメニティグッズなどが、室内に標準装備されています。
そして、スイート以上のグレードの客室には、加湿器、双眼鏡、インターネットが装備されています。
またステートルームはシャワーで、その他のタイプには、バスルームが完備されています。
デラックスルーム以上のグレードには、CD・DVDプレーヤーが設置されているので、好みの音楽CDを持参して、海を眺めながら聴いて楽しむ事も出来ます。なお、各フロアにはランドリー(洗濯機)があり無料で使用する事が可能です。
なお全客室及びパブリックスペースは、禁煙となっておりますが、6階、10階などにスモーキングルームがあります。愛煙家の方も一安心といったところでしょうか。
主な船内施設
ぱしふぃっくびいなす号の主な船内施設あるいは内装についてチェックしてみると、シンプルで気品のある落ち着いた雰囲気で、大人向けの趣向が凝らされているような気がします。家族旅行というよりは、夫婦旅行をはじめ、恋人同士、気の合う友人知人などとの「大人クルーズ旅」にマッチしているのではないでしょうか。
4F
美容室・理容室、医務室5F
エントランスロビー、フロント、ツアーデスク、TEL6F
シアター、パソコンルーム、レセプションルーム7F
メインラウンジ、ダンスフロア、ピアノサロン、メインダイニングルーム、オープンバー、ショップ
8F
メインホール、ボートデッキ9F
カラオケルーム、茶室10F
スポーツデッキ11F
オブザベーションラウンジ、サロン、展望浴室・サウナ、プール・ジャグジー、プールサイドバー、ジムナジウム12F
サンデッキ、トップラウンジ、ゲームコーナー
たとえば、潮風にあたりながら軽い散歩をしたい時や、陽光に当たりたい時は、8Fボートデッキや12Fサンデッキを利用する事となります。
また、ぱしふぃっくびいなすでは、アートや工芸、ダンス、ワイン等に関するカルチャー教室が行われているので、日頃行った事が無い事や、気になったプログラムに参加してみるのも、新たな刺激や発見を得られて楽しいと思います。
国内中心のクルーズ・ツアー
外国への船旅も色々と企画されているものの、基本的にぱしふぃっくびいなすは、国内クルーズが中心です。
年間を通じて運航スケジュールが結構びっしりと詰まっており、働き者の豪華客船、と言った印象を個人的には受けます。「海外出張もバリバリとこなす、エリート・ビジネスパーソン」といったところでしょうか(笑)。ワンナイトクルーズも企画されていますが、3泊4日のツアーが最も多いのではないかと思います。
また発着港は、そのツアー航路により異なりますが、横浜港が最も多く、次いで神戸港が多いようです。
多彩なクルーズを実施しています
クルーズ・ツアーの例として、2011年のラインナップを、幾つか列挙してみると・・・・
日本一周、ロシア・ウラジオストク、韓国・釜山と統営、西オーストラリア・アジア、小笠原・グアム・サイパン、 五島列島と芸予諸島、屋久島・奄美大島、石垣島・久高島、北海道・道東、佐渡島、日本海・小樽、利尻島・礼文島、博多 ・神戸・瀬戸内海、横浜・神戸、竿燈・ねぶた・東北二大祭り、阿波踊りと関門海峡花火、長崎くんち・対馬・上五島、アートにふれる休日(瀬戸内の美術館巡り)
最も長い日程は、西オーストラリア・アジア楽園クルーズ・ツアーの40泊41日でした。
豪華客船ならではのイベント・ライブ
単に船旅を楽しむだけではなく、寄港・上陸して、その土地の観光を楽しめる訳ですが、ぱしふぃっくびいなすの多くのクルーズにおいては、豪華客船ならではのイベント・ライブを鑑賞する事が出来ます。
旅行会社のパンフレットを参考にすると、クラシック系の音楽アーティストによるコンサートが多く催されるようですが、近年では、小笠原・グアム・サイパンのツアーにおいて、つのだ☆ひろ氏が音楽教室を開催。沖縄方面へのクルーズでは琉球舞踊を鑑賞出来ます。そして、北海道・道東の大自然を探訪する旅では、C.W.ニコル氏の講演が企画されたそうです。
オプショナル観光ツアー
ぱしふぃっくびいなす号では、各寄港地において様々なオプショナルツアー(観光)を実施しています。たとえば、屋久島へのクルーズにおいては、屋久島の半日観光やトレッキング、ハイキングなどの企画があります。
船内でのんびりと過ごすのも良いのですが、こういった観光ツアーに参加すると、さらに旅の思い出が豊かになるのでは。
ドレスコードがございます
ドレスコードとは、そのシチュエーションに適したお洒落を楽しむ服装規定の事ですよね。
豪華客船ぱしふぃっくびいなす号の場合、客室内(プライベート空間)においては、特に規定はありません。思い思いの服装で過ごす事出来ます。
そして、パブリックスペース(室外)においては、ルール(ドレスコード)が設けられています。
起床~日中
基本的に自由な服装で過ごせます。但し、パジャマや浴衣、ジャージ類はNGです。
夕食~就寝
次の3種類のドレスコードより、その時々に応じたコードが指定されます。
(カジュアル)
襟付きシャツ、スラックス、ブラウス、スカートなど。
(インフォーマル)
スーツ、ジャケット(ネクタイ着用)、ワンピース、ブラウス、スカートなど。
(フォーマル)
タキシード、ディナージャケット、ダークスーツ、イブニングドレス、カクテルドレス、着物・羽織袴など。
夕食時以降の時間帯におけるドレスコードは、主にカジュアルが設定され、
インフォーマル指定はクルーズ中1~2回が目安です。
それほど服装については心配する事もなさそうですよね。なお長期クルーズツアーの場合は、フォーマルが数回指定されます。
船内おしゃれのポイント
- 服装にマッチした靴のお洒落もお忘れなく。ちなみに下駄やサンダル類はNGです。
- カジュアルにおいて次のものは、原則着用不可となっています。
(Tシャツ、ジーンズ、半ズボン、甚平、トレーングウエア類など) - ドレスコードから逸脱した服装の場合、ダイニングやバー等の利用が出来ないケースがあるそうです。
クルーズ代金について
(例) 屋久島・与論島クルーズ(2011.4/神戸発 /3泊4日)
このときのステートルーム旅行代金は103,000円でした。
乗船・宿泊・食事・ティータイム・カルチャー教室・イベント参加、エンターテイメント鑑賞といった、
諸々の代金を全て含んだ料金でした。なお、国内船ですのでチップは必要ありません。
つまり、ぱしふぃっくびいなすのクルーズ旅行代金は、
基本的なサービス内容を全て含んだもの、と言えるでしょう。
(備考)
一部飲料、ショッピング、オプショナルツアー費、カルチャー教室の一部教材費などについては、別途支払いとなります。なお、船内ではカード支払いも可能です。
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By Asatsuki (Updated )