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霧島神宮・パワースポット観光

鹿児島の霧島神宮にまつわるパワースポット観光について見てみました。

神話に彩られた火山帯の自然力あふれる、霧島エリアのパワースポットを旅行して存分に体感したいです。

なお宿泊や立ち寄りで、この地の豊富で良質な泉質の温泉についても堪能したいです。

パワースポットと温泉を巡る旅行

霧島神宮(九州・鹿児島)は、火山地帯ならではの豪快な自然力が放出されている熱きパワースポット。

天孫降臨の神話の地でもあります。元来は、主祭神・ニニギノミコトの高天原降臨の地とされる、北東方面にそびえる高千穂峰・御鉢の噴火口近くに本社殿が所在したそうですが、噴火の被害による幾たびびかの移転や再建を経て、1715年に現在の地に建立されたとの事です。

またこの地は、国内で初めて国立公園に指定されたエリアであり、「坂本龍馬&おりょう」夫妻が、いわゆるハネムーンで訪れた地。霧島神宮・パワースポット観光は、龍馬夫妻のゆかりの地をめぐる旅行でもあります。

なお、神宮周辺には、幾箇所もの温泉郷及び宿泊施設が所在しており、観光拠点としての宿泊や、温泉三昧、日帰り・立ち寄り湯などが可能です。

霧島神宮

霧島神宮(鹿児島県霧島市霧島田口2608-5)は、高千穂峰の山岳信仰を起源とした、6世紀の欽明天皇時代に創建された神社。

延喜式(平安中期に編纂)にも記載されているなど、たいへん由緒と格式がある官幣大社です。

天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる天饒石国饒石天津日高彦火瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)を主祭神とし、お后の木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)や子孫が祀られています。

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ロケーション

霧島神宮の境内は、山の麓の豊かな緑に包まれたロケーションに所在しています。

国の重要文化財である拝殿、「七不思議」と言われる不思議な現象が起こる場所、御神木、見晴らしの良い展望所の他、見どころが盛りだくさん。近隣の、かつての本社殿所在地「古宮址」や霊峰・高千穂峰「天の逆鉾」なども注目すべきパワースポットでしょう。

ご利益について

こちらでは年間100余もの行事が執り行われています。厄払い、長寿、七五三などの祈願に応じており、参拝については、国家安泰、事業繁栄、家内安全、交通安全などにご利益があるとされています。なお神前結婚式も執り行っています。

では、神宮並びにその周辺・霧島山を、スピリチュアルな観点で捉えた場合、
すなわち、霧島神宮をパワースポットとして考えた場合、
どんなご利益があるのでしょう??

火山地帯特有の尋常ではないバイブレーションが感じられるようです。「心にエネルギーチャージ」出来る訳ですよね。

また、ニニギノミコトは、高千穂に降臨した後、木花咲耶姫(コノハナサクヤヒメ)に求婚して夫婦の契りを交わし、子孫が生まれたとの神話が伝承されていますが、そのエピソードにちなみ、恋愛成就にご利益があるでは・・・・とされています。

霧島神宮をめぐる七不思議

七不思議の内、3箇所は、霧島神宮の拝殿の西側の旧参道(亀石坂)に沿って所在しています。

風穴
以前は、岩の隙間の穴から微弱な風が吹いていたそうです。

亀石
神様との約束を破った亀が石にされた・・・といった伝説が。

御手洗川
5月頃に勢い良く湧き出し(なぜか魚も一緒に)、11月頃になると枯れてしまう摩訶不思議な小川。ニニギノミコトが光臨する際に持ってきた高天原の水(真名井の水)が混ざっているとの伝承が。近隣には、若宮神社や鎮守神社が所在。

両度川
御手洗川と同じく、期間限定(6月~9月頃)にて清らかな水が流れるとの事です。この地域は湧き水が豊富なのでしょうね。心が洗われるパワースポット。神宮の西方約300mに所在。

文字岩
神話の里公園(道の駅霧島)が神宮の西方およそ2Kmのあたりにあるのですが、その山中にある、大きさ10㎡程度の岩の隙間の奥に「梵字」見たいな文字が彫られているように「見える」そうです。人力で動かしようがない岩に、どうやって彫ったのか・・・・という不思議。

夜中の神楽
深夜、杵島神宮の、誰も居ないはずの社殿の奥から神楽(神前で奉納する音楽や舞い)のような物音が聴こえてくる事があるのだそう。

蒔かずの種
人の手を加えていない山中なのに、自然に陸稲が芽を出す事があるのだそうです。天孫降臨の際に、天上界から持ち込まれた種子の名残りとも言い伝えられています。

高千穂峰に突き刺さる天の逆鉾

鹿児島県と宮崎県にまたがってそびえている高千穂峰(たかちほのみね)。標高1,573メートルは、霧島連峰で2番目の高さを誇っています。

この地は、天照大神の孫であるニニギノミコトが、この世を治めるために降臨した場所と伝えられています。日本神話の核心的エピソードである天孫降臨伝承の舞台となった、強力なパワースポットです。

歩く場合、それなりに「山道」なので、ハイキングと言うよりも「登山をする気構え」で観光したほうが良いようです。ふもとの登山口には、駐車場が完備されています。

高千穂峰

古宮址を出発し、活火山の御鉢を通過しながら山頂への道を進みます。登るにつれて、緑が減っていき、活火山らしく赤茶けた地表が顔をのぞかせ目立ってきます。「馬の背」というとても狭い尾根道もあります。

頂上への到達時間の目安は150分くらいとの事。そして眺望は絶景。キリシマツツジの季節も素晴らしく、ご神体の天之逆鉾(青銅製)は最大の見どころ。

龍馬が姉の乙女に宛てた手紙によると、お龍とふたりで、地に刺さっている逆鉾を引き抜いたそうです。おりょうさんと一緒に、天の逆鉾を「天狗のお面みたい」と笑ったそうですよ。

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龍馬夫妻の新婚旅行

寺田屋事件で受けた傷を癒すのに来ない?・・・西郷隆盛らのススメで薩摩・霧島へ旅する事になった坂本龍馬とお龍。1866(慶応2)年旧暦3月(新暦4月)より、約1ヶ月あまり滞在しました。

湯治を兼ねた日本初の新婚旅行。龍馬が生涯最も幸せな日々を過ごした地とも言われています。

中でも、塩浸温泉での逗留が18日間と最も長かったそうです。入湯したとされる湯治の浴槽(川沿いの露天)も残されています。但し現在、入浴は出来ません。

なお塩浸温泉では宿泊が難しいようです。個人的には、妙見温泉には和モダンで洒落た雰囲気の、隠れ家っぽい旅館があるようなので、宿泊してみたいです。

龍馬夫妻も驚嘆した滝

妙見温泉(新川渓谷温泉郷)にある犬飼の滝は、幽玄であり壮観・豪快な瀑布です。高さ36m、幅21.8m。坂本龍馬夫妻が観光したとされています。

奈良後期から平安初期の時代に活躍した和気清麻呂にゆかりが。近隣には和気神社があります。

このエリアで温泉を楽しむ

霧島神宮温泉郷

観光の拠点に便利な神宮の周辺にある温泉地です。泉質は単純硫黄泉の白濁したお湯。「入湯霧札」(1,200円)を購入すると、霧島神宮温泉郷の温泉施設を3箇所利用する事が出来ます。

霧島温泉郷

霧島山系の南側中腹、標高600~850mの高原に所在しています。硫黄谷、栄之尾、林田、丸尾ほか、大小8つの温泉地の総称ですが、さらに細かく分けることも出来るようです。硫黄谷温泉には、龍馬夫妻が宿泊した記録があるとの事。各温泉ごとに泉質が異なり旅館の仕様も様々との事です。

新川渓谷温泉郷

霧島神宮の西方、市の中心を流れる天降川沿い、空港から割と近くにある、新川渓谷一帯に数多く点在している温泉群の総称。湯量や泉質に恵まれ景観も美しいようです。龍馬公園がある国道223号線沿いの塩浸(しおびたし)、妙見、自炊湯治で賑わう安楽などがあります。

霧島神宮と高千穂神社をツアーする場合

もし、「九州・天孫降臨パワースポット&温泉めぐりの旅」をするならば、マイカーやレンタカーを足にして、ドライブ観光するのもいいなあと思う訳ですが、たとえば霧島から高千穂へ向けて旅行する場合、日南海岸を縦断するアクセス・ルートが考えられます。

200キロ以上の距離があり、途中で色々と観光もしたいので、このルートで行くのならば、せめて2泊3日、そして、もう少しゆっくりと観光するなのらば、3泊4日程度の予定を立てたいところです。

霧島神宮(鹿児島県)
高千穂神社(宮崎県)

主要道路:宮崎&東九州自動車道
走行距離:約214km
所要時間:約3時間10-30分

霧島神宮(駅前)をスタートして、宮崎の海岸線を北上して高千穂神社に至る場合です。

有料道路を使用しています。また、途中で色々と観光しながらの場合は、所要時間はさらに長くなります。

(アクセス・ルート)
霧島神宮~県470~国223~国221~宮崎自動車道~(清武JCT)~東九州自動車道~(高鍋IC)~県19~県302~国226~国327~東九州自動車道(門川ー日向)~延岡南道路~延岡道路~(延岡JCT)~北方延岡道路~県道242号~国218(神話街道)~県50~県203~高千穂神社

参考:鹿児島市内から霧島へのアクセス

項目 概要
自動車

約57Km/80分

鹿児島北IC~九州自動車道~高速溝辺鹿児島空港IC~国道504号~県道60号

鉄道

JRで約60分前後

鹿児島中央駅~鹿児島本線~日豊本線(隼人駅)~霧島神宮駅
(特急きりしま12号等に乗車)

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By Asatsuki (Updated )

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