topメイン画像

亀岡 湯の花温泉を日帰りで

湯の花温泉は亀岡市に所在し「京都の奥座敷」とも言われています。

当地の旅館や露天風呂は贅沢な造りで宿泊がメインですが、日帰り利用をする事も可能です。

京の奥座敷「湯の花温泉」

京都旅行・観光の目的が「温泉を楽しむこと」であるケースは、滅多にないと思うのですが、湯の花温泉は、京都市内から比較的に短時間で行く事が出来る、数少ない温泉のひとつです。

名勝観光地である京都の嵐山を流れる保津川を北へ上がっていった、亀岡市の郊外の山あいに所在しています。鉄道交通ならJR山陰本線になります。

古くは戦国武将たちが、戦で受けた刀傷を癒すために湯治に訪れたとの話が伝えられています。歴史があるのですね。またかつて、ジョン・レノンさんオノ・ヨーコさん夫妻がお忍びでやって来た事もあるそうです。

温泉の泉質は天然ラジウム温泉(単純弱放射能泉)で、神経痛・筋肉痛・冷え性・疲労回復・健康増進ほかの効能があるとされています。

贅を尽くした旅館

京都・亀岡の湯の花温泉には、幾つかの旅館があります。「京都の奥座敷」にふさわしい、落ち着きと風情があるシックな旅館が多いです。

それぞれの宿には、趣向を凝らした贅沢な温泉風呂があり、宿泊してのんびりとくつろぐ事が出来ます。また、豪華なエステ・プランを提供している旅館があり、優雅なひとときを過ごせるのではないでしょうか。

なお、日帰りで利用する事も可能。たとえば京都観光で旅行に来た折に、ちょっと足を伸ばして楽しむ事が出来るという訳です。

スポンサーリンク

味覚

四季を通じて豊かな山の恵みの山菜を堪能出来ます。特に秋には松茸が楽しめます。また、清流の近くということもあり、夏季には鮎料理が提供されます。そして、秋から冬には、ぼたん鍋も頂けます。

日帰り温泉が楽しめます。

幾つかの旅館・施設は、温泉利用だけでもOKです。

食事付き、エステ付きの日帰りプランを実施しているところもあります。

日帰り利用体験(2011年10月)

里山の休日 京都・烟河という施設を、日帰り利用してみました。

烟河(けぶりかわ)は、かつて、亀岡ハイツという名称だったそうです。

  1. クルマで烟河に到着

    里山に広がるモダンなリゾート・リラクゼーション施設といった佇まい。建物内は和モダンのイメージで統一されています。駐車スペースはたっぷり。

    建物外観
  2. 烟河2階の「元亀の湯」に入湯

    内風呂と露天風呂がありました。

    泉質は単純弱放射能泉でラドンを含有との事。おそらく加水温度調節して供給されていると思います。入浴してみたところ、匂いが殆ど無く、肌にまとわり付かない、さらっとした感触のお湯でした。

    お湯は若干低めかも。長湯好きなサイト管理人には丁度良い塩梅でした。

    ※2020年現在、浴場は「畳敷き」になっています。

    浴場入口
  3. 京都・烟河のコンセプトは「里山の休日」

    こんもりとした里山のふもとに所在する烟河の周囲には、公園やテニスコート等の屋外施設が広がっています。

    また、自家農園を運営していて、そこで収穫された四季折々の新鮮な丹波産の野菜を、創作料理などで提供しているそう。

    今回は「日帰り・立ち寄り湯」でしたが、また訪れる機会があれば、1泊してのんびりすごしてみたいと思いました。

    周辺画像
所在地

亀岡市本梅町平松泥ヶ渕1-11

利用時間

11~16時まで

年中無休(12/16~12/19、12/31・1/1を除く)

料金

大人700円/小人500円

タオル販売100円、バスタオルレンタル100円

スポンサーリンク

昼食と入浴がセットの旅館

「昼食と入浴がセット」になった日帰り温泉プランの例をご紹介します。

松園荘保津川亭

利用は11~14時まで。なお、優雅な露天風呂付客室もあります。予約要。

すみや亀峰菴

離れの湯、内湯、露天風呂に入湯出来ます。タオル・バスタオル付きです。

利用は11~14時30分まで。当日予約も可能です。

貸切露天風呂「山の隠れ湯」や露天風呂付客室もあり宿泊しても素敵です。予約要。

肥前屋 翠泉

日帰りとして「ランチプラン」が用意されています。昼食、ご入浴、北投石ミスト、ハーブティーなどを楽しめます。

北投石ミストとは、国内の岩盤浴発祥とされる、東北の黒川温泉の貴重な鉱石を使用した岩盤浴(温浴)とミストサウナとのセットです。

女性を意識したエステやスパが充実した旅館ですね。貸切温泉もあります。

※上記3つの宿の住所はいずれも【亀岡市湯の花温泉(温泉郷)】となっています。
(記内容は変更される事があります。)

温泉のお持ち帰り

亀岡の湯の花には、温泉水の給水所、「温泉スタンド」があります。

24時間いつでも利用が可能。100円(専用コイン使用)で200リットル(かなりの量です!)を、セルフで給湯出来ます。
容器は各自で用意します。自動車で行った際には持って帰れますね。

温泉スタンド画像

温泉スタンドは、国道372号線沿いに所在しています。無料駐車場有り。
専用コインは、観光旅館協同組合事務所、または各旅館にて販売されています。

トロッコ列車で観光

湯の花温泉への日帰りの旅は、保津川に沿ってゆったりと走る、トロッコ列車に揺られて行くのも趣きがあります。川の流れを眼下にしながら、春には桜、夏には緑、秋には紅葉、そして冬の雪景色の風景を鑑賞するのも良いのでは。

嵯峨野観光鉄道が運行するトロッコ列車は、嵐山の嵯峨駅から亀岡駅までの渓谷7.3キロを25分かけて走ります。前売りチケットは、JR西日本「みどりの窓口」でも販売しています。

トロッコ列車

終着駅の「トロッコ亀岡駅」を下車後、JR馬堀駅よりJR亀岡駅まで(1駅)、
JR亀岡駅から自動車で15分余りで湯の花温泉へ到着します。

*帰路は、亀岡・嵯峨野観光の定番「保津川下り」で、というのも楽しそうです。
割と川の流れが速く、所々に岩が川面から頭を出していたりするので、
その時々の水量等によっては、結構なスリルを体験出来るかもしれません。

スポンサーリンク

関連するページ

By Asatsuki (Updated )

ページの先頭へ