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イースター島の旅行

イースター島へ旅行するための行き方、ホテル等への宿泊、モアイ像をはじめとした観光について調べてみました。

太平洋に浮かぶいにしえの孤島、チリ領の世界遺産の巨石像に関して。

イースター島(チリ)はどんなところ?

イースター島(Easter Island)の名称は、18世紀にオランダの海軍提督が島を発見した日が、
ちょうどキリスト教の復活祭の日だった事にちなんで名付けられたとされています。

チリのサンティアゴからは3,700kmも離れた太平洋上に所在していますが、チリ共和国領です。
ちなみにタヒチからは、4,000km離れています。

火山島で面積は約166km2です。この広さは小豆島(153.30km2)よりも少し大きめです。人口は4000名強。

公用語はスペイン語、英語もそれなりに。通貨としては、ペソとUSドルの使用が可能との事です。

この島への行き方については、個人で自由に飛行機や宿泊の予約をする事が可能です。

但し、飛行機の便が少なく、行き方の交通経路が限られており少々手間がかかるでしょう。

独自プランによる旅行に慣れていない方は、旅行会社のツアー企画を利用するほうが気軽で確実かと思います。

世界遺産の島

イースター島は、南海の孤島であり、そのため古来ポリネシアの遺跡・文明・文化や風習が残されています。チリの国立公園(ラパ・ヌイ国立公園)であると共に、1995年には、ユネスコの世界遺産に島全体が登録されました。

日本でもよく知られているにモアイ像は、10世紀頃から造られるようになったそうです。
私は、もっと古い時代の遺跡なのかと思っていました。
雑誌「ムー」世代としては(笑)、ムー大陸の伝説をつい空想してしまいます。

モアイ像

世界遺産イースター島旅行の観光と言えば、とにもかくにも「謎のモアイ像」ですよね。

青い空を背景にして海を臨んで立っているモアイ像とその風景は、実に神秘的で謎めいています。宗教的あるいは祭儀的な目的で建造されたそうですが、はっきりとした理由はまだ分かっていないのだそうです。

石像画像

モアイ像は1000体ほど現存しているそうです。地図によると北東のマケアナ、北西のアフ・アキビ、東部のアフ・トンガリキ、ラノララク、ハンガロア村北のタハイなど島の数箇所に所在しています。

ちなみに、遺跡名称のアタマに付いている「アフ」とは、祭壇や土台と言った意味のようです。

ラノララクは石切り場だったそうで、ここで凝灰石を切り出してモアイ像を作っていたらしいです。平均6m前後・20トン。大きなサイズでは10~20mもある石像を、玄武岩の石斧で造るのは、相当な重労働だったでしょうね。作りかけを含めて数百もの像があるのだそうです。これは圧巻ですね。画像を見ると転がっている像もあります。

特に、タハイのモアイ像だけには「眼」があります。画像を見るとかなり大きい眼です。
(他の像には基本的に「眼」がありません。)

どの場所へも、行き方としては自動車がベターかと思います。どの遺跡へも30分程度で行けるようですので、数日かければ、旅行の期間中に全てのモアイ像を見て回ることが可能かと思います。

石像画像2

島の観光について

プナパウ
村から程近いプナパウには、一部の像の頭の上に乗っている「ブカオ」と呼ばれる赤っぽい帽子のような髪型の石を切り出した場所です。

オロンゴ岬
西南端にあり、儀式村があった場所で海に臨んで急な崖があります。鳥人伝説の舞台です。沖の岩まで鳥の卵を取りに行くのを命がけで競ったとか。なおカルデラ湖を見ることも出来ます。

アナ・カイタンガタ(食人洞窟)
ハンガロア村の南にある海に面した洞窟。アナ・カイタンガタを邦訳すると「人喰い洞窟」になるそうです。食人洞窟には、天井に絵が描かれているそうです。古い伝説が秘められていそうですね。

イースター島博物館
モアイの目(はめ込む予定だったのかな?)や、象形文字の板など、考古学的価値の高い遺跡物が所蔵されています。

イースター島旅行の観光・見どころは、まだまだ他にも沢山ありますよね。
現地の人たちと交流するのも旅の楽しみかと思います。

イースター島の山

イースター島への行き方

イースター島へ旅行するにあたり、飛行機での行き方を調べてみたところ。

とりあえず、次の3種類がありました。

  • タヒチ経由(首都パペーテから)
  • アメリカ経由~チリのサンチャゴから
  • フランス領ポリネシア経由(パペーテから)

いずれにしても飛行機の本数が少なく、機中泊がある長いフライトとなります。

基本的な行き方について、成田空港を起点とした場合、タヒチへの直行便もあるようですが本数は僅かのようです。そこで、ハワイやニュージーランドを経由してタヒチに行く方法が考えられます。

タヒチやサンチャゴ(サンティアゴ)からの便は、ラン航空を利用する事となるようです。タヒチにしばし滞在して、ゴーギャンが夢見た楽園を追想するのも個人的には興味深いです。

※コストが割高になりますが、国内の旅行会社が企画するイースター島ツアーを利用すると楽ですね。

※イースター島へ旅をする方法は、まだ色々とあるかもしれません。たとえば船便です。ただし上級者向きだと思います。

ホテル、宿泊について

イースター島の旅行で宿泊出来るホテルは、島の西南部に所在する唯一の村、ハンガロア村及びその周辺にあります。どのホテルもいかにも南国風の平屋建ての美しい建物です。

白を基調としているホテルが多いですね。全ホテルとも、シャワー・バス、冷蔵庫は付属しています。天井ファン付属でクーラー無しのホテルもあります。広い敷地にプールがある宿もあります。

なお、下記の宿泊施設の他にも色々とあると思います。

ハンガロア(HANGA ROA):66室/島でいちばん古いホテルとの事。
イオラナ(IORANA):52室/村から離れた場所にあるそうです。全室オーシャンビュー。
ハタイ(TAHATAI):40室/海に面した新しいホテル。日本人のスタッフがいるとの事です。
マナバイ(MANAVAI)/空港よりすぐの村の中心部に所在。宿泊費がリーズナブルとの事。
ホツマツア(HOTUMATUA)/空港から歩いて行ける場所に所在。
カバニャス・バイ・モアナ(CANBANAS VAIMOANA)/ペンションタイプの宿泊施設。
オタイ(OTAI):35室/マヌタラ:25室

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By Asatsuki (Updated )

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